天使の恋愛日記




「それにしても花咲遅かったなー仕事?」


乾杯の意味を問いただそうとしたけど
一歩遅く、
芝川くんに話しの主導権をとられてしまった。


「う…うん。」
まさかお化粧直しに
時間がかかってたなんて…言えないし。


「同級生にナースがいるなんて考えらんねーわ!
 なかやんがさ花咲の姿見て興奮したっつってたぞ。」


「ぶほ!!」


赤くなったであろう顔を自覚しながら
なかやんを見ると私より真っ赤な顔して
ウーロンハイをふいていた。