天使の恋愛日記




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「××駅ー ××駅ー…」


久しぶりに降りる地元の駅。
少し路地を行くと懐かしい場所を目にする。


かわってないなぁ…


高校生の時になかやんと話をしたり
一緒に音楽を聞いたりしていた公園。

風に揺れてるブランコについ目が行ってしまう。
4つあるうち左側2つが私たちの指定席だった―――


…って浸ってる場合じゃないってば!!


思わず自分にツッコミをし、
すぐ先にある居酒屋に急ぐ。