ふぅ…と一呼吸置いて 先輩が改めて私の方を見る。 「花ちゃん…真面目すぎ…。 別にさ先生とつきあってるんじゃないんだし 元彼と飲みに行ったってばち当たんないよ?」 先輩は本当にエスパーみたい… 気付けば私の考えを読みとっている。 「花ちゃんが一方の男を選べば もう一方の男は離れて行くと思う。 でも私たちは違うじゃん?? 確かに私は林先生を推してるけど ギプス君とくっついたって 私は花ちゃんを嫌いになったりしないよ?」 そして先輩は私が1番欲しい言葉を いつも用意してくれる…