急に視界に入ってきた 先輩に声をかけられる。 「はい…まぁ…」 なんとなく言いにくくて 言葉を濁す… 「まぁ林先生でもギプスのこでも 花ちゃんがいい恋できれば どっちでもいいのよ。」 言葉を濁した私に 明るくそう言ってくれた先輩… 告白してくれた林先生にもいい顔して なかやんとも飲みに行こうだなんて… 私最低だ―――。