天使の恋愛日記



先生が走るなんて尋常じゃない…
何か起きたのかも…


「先生!どうされたんですか?」



私は仕事モードに切り替え
視線をなかやんから林先生に移す。


「聞いてないの?急患だよ!!」


いつもは連絡が入るのに…


「すいません!すぐ行きます!!
 ゴメンねなかやん!!」


一言お詫びを入れて
立ち尽くすなかやんを置いて
先生と救急センターまで走る――