散々
ボーリングで騒いで
散々
居酒屋でお酒を飲んで
散々
カラオケで歌を歌って
最後のカラオケボックスを出ると
外は明るくなってた…。
キズク
「拓真…大丈夫かよぉ〜。」
1人おぼつかない足取りで
フラフラと歩く拓真を見て
ハヤタ
「こいつ久し振りだったから
はしゃぎ過ぎ♪」
颯太サンは
そんな拓真の肩を組んで
“なっ♪”と
2人でじゃれあいながら
皆の前を歩く。
ミノリ
「それより…
あの酔っ払いは誰が送るぅ〜?」
エリカ
「拓真の家って通り道の人って
確か居ないんだよねぇ〜。」
キズク
「1人でタクシー乗せれば
平気だろ。」
皆で相談していると
前を歩いていた拓真が
クルリと振り返り
タクシ
「陽菜ぁ〜♪」
話を割って入ってくる。
ハヤタ
「バカか!
陽菜チャンが拓真を送ったら
帰り1人だぞ!」
タクシ
「嫌だぁ!陽菜と帰るぅ〜♪
陽菜が
家に泊まれば良いじゃん♪」
キズク
「陽菜チャン…頼んでも良い?
家の前まで連れてったら
そのまま
タクシーで帰っちゃって…
ごめんね☆」
ヒナ
『良いですよ♪』
颯太サンの腕を掻い潜り
陽菜に抱き付いてきた拓真は
ニコニコと笑顔を振りまく。
ミノリ
「本当に世話の掛かる奴だよ!
まったく…」
そう言いながらも拓真の姿を
微笑ましく見守っている
皆に見送られながら
2人はタクシーに乗り込んだ。
