空港を出て車に乗り込むと、後部座席に並んで座った。 ナツキの服の裾を引っ張り、「ん?」と首を傾げたナツキに、「愛してる。」と耳打ちをした。 ナツキは少し驚いた顔をしてにっこり微笑むと、私の頭を抱えて、「俺も。」と答えてくれた。 終わり