さて、どうしたものかな。
いや、それにしても何故こんな所に琉架がいる?
確かバイトの面積だ、とか言ってなかったっけ?
まぁ、本人に聞けば分かるんだろうが…
俺は台所へといき
コップに一杯お茶を注ぎあるものを混ぜた。
「初めて使うんだよね、これ」
さて、と…
行きますか。
怪しいお茶と和菓子をおぼんに乗せて俺は来た道を戻り自分の部屋へと向かった。
ー‐ー‐ー‐ー‐ー
ス――ッ
襖を開けると
「あ、」
正座をした琉架がいた。
「足崩せば?それとはい、お茶」
「どっどうも」
琉架はあぐらをかきお茶へと手を伸ばし一気に飲み干した。
それを不適な笑みで見ているとは知らずに
「ぷはーっうま!」
「クスッ……さて」
「?」
ギシギシ
「こっち来てよ」
ラールドは和室には似合わないシングルのベッドに座り隣をポンポンとした。
「?あ、あぁ」
不思議に思いながらも琉架はラールドの隣に腰を下ろす。
「琉架って…彼女いたことないんじゃない?」
「はっ?」
ドンッ ガターンッ
。


