〜ラールド〜


ダッダッダッダッ



騒がしいな…


スパーンッ


毎朝の事だか
障子を勢いよく開く音が響くと次に荒い息づかいと



「坊ちゃん朝です!」



低めな声が俺の耳に入る



「坊ちゃん起きてますか?!」



ガラガラ声に少し煙草の臭い。



「…Oui(あぁ)」



そぅ言って一人では広すぎるだろと言われそうなキングサイズのベットからムクリと起き上がり



俺、ラールド・メイユールは目の前にいる奴を少し睨みつけた