その瞬間に下を向いた。なんだか、恥ずかしくなってきたから。
サツキは他の男子とじゃれあっていた。
前を向いた瞬間サツキが'ニコ'っと笑った。私に向かって・・・。
顔が真っ赤になる。
見られたくないから背を向けて反対へ歩いた。
ちょっと歩いたところで「ワッ、やーたに見っけ」ボボっ。顔がちかーい///。私は口をポカっと空けて3秒くりいかたまってしまった。
「あわわわっ。どっどうしたの?」
かっかんじゃった。
「クククッ。矢谷おもしろ」
「おっおもしろいっ、失礼なっ!!」
「何、その反応〜」
からかいずきだって、、、。私は、すごく恥ずかしかった。
キンコンカーンコーン。チャイムが響く。
チャイムってなんで空気読めないんだろうって少し思った。
「やっべ、チャイムなったし。じゃーな、矢谷」
サツキは1番の笑顔で帰っていった。
「やば。ハルも急がんと」私は急いで席についた。
―体育前―
あー。体育かぁ。マットとか嫌だぁー。めんどいよー。そんなことを思いながら、1人でぼーっと着替えていた。
ふと、私は廊下を見た。
ピョンピョン飛び跳ねてる人がいた。しかも、ピースまでして最高の笑顔。
それは、サツキだ。
私はサツキを睨みつけた。
恥ずかしいって、、、。
サツキは、あははって笑って体育館に行ってしまった。