私はいつもどおり、カズっちとなっちゃんとユイと帰った。
「ハルはさぁー、最近フウとはどうなの?」
ユイが身をのり出して聞いてきた。
フウとは、今付き合ってる男の子。復縁したばっかだ。
一生懸命な姿に"うん"って言った自分。
でも、なんだか好きとはハッキリ言えないでいた。
もちらん誰にも言っていない。てか、言える訳がない。
フウは純粋で本当にいい人だ。
きっとこの学校でおむこさんにしたい人No.1って言ってもいいくらいだ。「ただいまぁー。」
私はすぐに部屋着に着替えてパソコンに向かう。
いつもはケータイをそばに置いていないのに、今日は置いていた。
「シエルいいわぁ。マジ最高ッ」
いつもどおりにパソコン画面にへばりつく。
ピロリーン♪メールがきた。
メール受信完了。私は受信BOXをひらく。
受信先:サツキ
"ハロー
登録よろしく
メールしよ♪"
サツキは相変わらずチャラい。ハートだってついてるし。フウだったらそんなことはしないのに。
私はヒマだったから
"いいよ"
って送った。
たわいもないメールが何10件も続いた。
1件ごとに私の心はゆれ動いた。
メールしてみて、サツキの印象は変わった。
結構イイ奴だなっておもった。
メールは夜中まで続いた。
こんなにメールをしたなはいつぶりだろう・・・。
私はふとおもった。
朝になって、私はいつものように登校した。
ところで、私の仲いい子とのクラスを説明すると、
<1-A>
自分、カズっち、フウ、ユイ、ナナちゃん
<1-B>
サツキ、なっちゃん、サヤ、ルナはん
っとこんな感じだ。
(名前に見覚えのない人はのちのちでてくる)
キンコンカーンコーン。休み時間をつげるチャイムが響く。
「んあー。めっちゃ眠かったし」
ユイがつぶやく。
「うち、宿題しとったし。」
「うちも、うちも」
これはこれで、充実した生活だった
ガラガラ。ドアが開く。
いつもは誰が教室に入ってくるなんて興味ないのに、チェックしてしまった。
どこかで期待してる自分がいた。
「やっほー」
教室に入ってきたのはサツキだった。