ユイは彼氏がいるが、上手くいってないらしい。なんか、つまらない。なんて言っていた。さすが、ユイだな、、、。
「あーっ。私も早く彼氏ほしいよー」
カズっちが叫ぶ。どうやから、学校の男子に
"お前は彼氏できやんな"
と言われたことが、頭にきてるみたいだ。
「私は、彼氏いなくてもいいなぁ」
ユイの大人というか、贅沢発言。
「ユイ、ムカつく。ふざけんなよー。このチュッパDめ」
カズっちは口をとがらせて言う。
(チュッパDとは、ディープした人のこと、、、笑)
まー。いつものちわ喧嘩だからそっとしておいた。
新年になって、私たちは盛り上がった。
私は一番にサツキにあけおめメールを送った。
幸せな新年になりますように。


その後は、ユイのせいで見たいテレビが見れなくて、カズっちとブーブー文句を言っていた。
ユイは小悪魔チックな微笑みで
「えへへっ」
といった。
2人で
「ま、参りました。」
適うわけがない。迷わず自旗をあげる。

朝になるまで、3人で語り明かした。
みんな、起きたらお昼で大笑いした。
お雑煮を食べながら
「正月太りしたらどーしよー」
ユイが言う。
「そのときは、そのきだぜ(キラーン)」
私がちょっとヒーロー気取りで言ってみた。
「ハルすべってるー」
カズっちの切れ味の良いツッコミが入る。
楽しい時間はあっという間に過ぎていき、それぞれ帰っていった。




赤い糸はどこかにあるのかもしれない。
そして、私たちをほんろうさせてゆく。