またいつもの平凡な日々がはじまった。


あれから、溝口先生はよく声をかけてくれるようになった。
「ひかるー、元気か?」
なんて言われたら元気じゃなくても
笑顔で返すことしかできなかった。


本当はね、
先生のことで悩んでるの。
先生が他の子と話しているのを見るだけでね
心がズキズキするんだ。


そんな時にはいつも美穂が
違う話しをして気を紛らわせてくれた。


合唱祭が終わってから
他クラスの子やクラスの男子に嫌がらせが続いていた。


ありもない噂たてられたり
物が違うところにあるとか。

でも、私負けないよ。
美穂がいてくれるもん。


先生達に心配かけたくない。
きっと溝口先生は一生懸命、助けてくれる。
だからこそ言えなくて、、


美穂はいつも話しを聞いてくれたし
一緒にいてくれた。
私のスーパーマン。