祭り、当日… あたしは、憐と百優と一緒に、待ち合わせ場所に行った。 あたし達が待ち合わせ場所についた時、逢沢と転校生は先についていた。 逢沢、顔真っ赤… フフ、憐の浴衣姿にキュンキュンしてるなぁ~。 その時。 「お待たせ~!」 …という声が、後ろから聞こえた。 この、声… ドクン… 一瞬にして、あたしの胸の音が高鳴る。 心拍数が、速まる。 「佐々木…!」 そう。 あたしの後ろには、光輝が立っていた。 自分でも、顔が真っ赤になったのが、分かった。