忘れてたまるかっつの。


つか、この反応…

自惚ちまうだろ、バカ…。


「…っ////」


夏海は、顔を真っ赤にして、うつむいた。


そんな可愛い顔見せられたら、余計好きになるだろ。


「その顔、誰にも見せんなよ…」


見ていいのは、俺だけ。


俺はどーせ、お前のこと、一生好きだと思うから。


「…？？
どういうこと？」


夏海の頭の上には、ハテナが飛んでいる。


「千歳は、知らなくていいから。」


ていうか、気づかないで。


「…？」


夏海の頭の上には、更にハテナが飛び回った。