なぜなら


そのコンクールは日本で行なわれるピアノコンクールでは3本の指に入るほど大きなコンクールであり、海外の偉い先生などが見学に来るという。


また


音楽関係者からの推薦がないと出場は不可であり、そのコンクールで優秀な成績を残せば、海外留学やプロになれる可能性があるといったものであった。


コンクールの偉大さと共に先生の偉大さも知った大輔であった。