千歳の授業で大輔の本日の業務も終了したため、2人でハンバーガーでも食べて帰ろうということになった。 2人が注文を終えて、席につくと、大輔はコンクールの話を千歳にかいつまんで話した。 いつもはおしゃべりな千歳がその間は何も言わなかった。 「ピアノ上手いんだからコンクールとかの話来ないの?」 と前々から千歳は冷静にいれたのだと大輔は思った。 そして目の前の少女は口を開いた。