『私……全然いいところないし、弱いのになんで好きになってくれたの?』 「んー…なんでかなぁ。 初めて会ったときは可愛いって思って一度でいいから抱きたいって思ってた。」 …………なにそれ。 「でも、今まで辛い思いをしてきたのに無邪気に笑ってて、たまに凄く寂しそうな目をするお前に 俺が守ってやりたい―…って思うようになって、いつの間にかお前に惹かれてたのかな。」 そぉ言ってる優の横顔から目が離せなかった。