優の家に向かう途中の車の中、私は優に感謝の気持ちでいっぱいだった。 『優?今日はありがとう。優のおかげで親と仲直りできたし、私成長することができた。』 「何言ってんの。俺は手助けしただけだよ。」 『優は私のどこが好きになったの?』 付き合ってからずっと疑問だった。 だってデリヘルしてたりリスカしてた私は好きになってもらえる要素がなかったから……。