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『亮。』

「おっ、麻衣!おはよ」

ホントに今って朝?

『おはよ。。。』

コイツといると、いつもコイツの影であたしの周りは暗くなる。

だから朝でもあたしにとっては夕方みたいだ。


__そんな事を思ってると亮の大きな手が、あたしの髪にそっと触れた。


『ヘっ...?と、亮?』

「寝癖みっけ♪
お前さぁ~彼氏に会うのに寝癖なおそうとかないわけ??」



そっか寝癖か...


って、早く亮に会いたかったんだから
しょうがないじゃん...


恥ずかし過ぎて亮には言わないけど。


『亮は何でいつもそんな早く起きれんのよ。』

「......麻衣に早く会いたいから?かな」

『...////』

__いつも舌引っ張ったって言わないような事を...

今日はこんなアッサリと...///

どうしちゃったんだろ。