階段を降りると、なぜかそこに大雅がいて、何でか眉間にシワを寄せてイライラしてるみたいで……。
「ちょっと待て、今はマジ無理。マジであとちょっとで漏れそうなんだよ」
何も言ってないのに大雅が険しい表情をしてた理由がすぐに分かったあたしは、
「ちょっ、漏らさないでよバカ!さっさとトイレ行ってきてよアホ!」
トイレへと素早く大雅を誘導させた。
あたしの家で漏らされたら、たまったもんじゃない。
少しして、トイレから大雅が出てきた。
「ふぅー、すっきりー!」
「すっきりー、じゃないし」
「飲み物ガブガブ飲んでたら、腹ん中に大量に飲み物がたまってたみてぇ。いつも以上に出るわ出るわでよぉ…」
「そんな汚ない話しなくていいから!」
.



