ぞっこん☆BABY〜チャラ男のアイツ〜





女湯の前には蓮がいて―――……近くには、なぜか温泉にいたナイスボディなお姉さんがいた。



何やら3人で楽しげに話していて、出てきたあたしに気づいてるわけがない。



でも、こうして3人が話してるのを見る限り、あの話はあたしだったんだと実感する。



そりゃそうだよね。


そんなに同姓同名いないし。



――…てか、蓮は楽しそうに話してんじゃん!



これは良いわけ?




「これから遊ぼうよぉ」

「それか、あたしたちの部屋来てもいいよ?」

「どうしよっかなー。彼女いるからなー」

「えー…彼女なんか放っておきなよぉ、ねぇ?」

「そうだよ。あたしたちと遊んだ方が楽しいよ?」




満更でもなさそうだし!


むしろお姉さんと遊ぶか悩んでるし?!



あたしからしたら、ふざけんなよって話。




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