ぞっこん☆BABY〜チャラ男のアイツ〜





大翔はあたしも知ってる男友達といて、久しぶりに会った友達に『久しぶりじゃん』とか色々言われた。



そしたら、あたしと大翔のことを知ってるのか、空気を読んでなのか知らないけど………



その友達数人は『あっちにいる』と行って、近くにある公園に行ってしまった。




「あの日……以来だな」


「そうだね……」


「実はさ、俺、お前に言ってないことまだ1つあったんだよ」


「……え……?」




あたしにまだ言ってないこと?




「気付いてたかもしれねぇけど………マジでお前のこと好きだった」


「…っ」


「最初は利用できるとか最低なことしか考えてなかったけど、変わってねぇ澪見て、ほんとに惹かれてた」


「……」


「こいつには言うなって言われたけど……やっぱ言っとかないと気持ち吹っ切れない気がして」


「……」


「なぁ、澪。マジでこいつに泣かされたらすぐに言えよ?今は一途みたいだから許してやるけど、泣かせたら許さねぇし」




大翔の………まさかの告白。



気持ちには答えられないけど、嬉しい気持ちに変わりはない。



やっぱり、大翔は昔の優しい頃と変わってなんかいなかった。




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