ぞっこん☆BABY〜チャラ男のアイツ〜





耳や首が弱いあたしは嫌でも反応しちゃって、蓮はそれを見て楽しんでるようだった。




「蓮…っ!」


「なにー?」


「なにー?じゃないしっ。その息吹きかけんの止めてってば」


「ん?」




出た!得意のおとぼけ。



そんな可愛く『ん?』って言っても、騙されないしね?



問題を解こうとするけど、やっぱり気になっちゃって問題が頭に入ってこない。



それに、ちょっかいがエスカレートしてきてると思うのは………あたしだけ?




「ちょっ、蓮っ…」


「んー?」


「止め、てっ…」




焦らすように首をゆっくりと舐めてきたと思ったら、耳をカプッと唇で挟まれた。



あたしが『ん…っ』と声を洩らすと、蓮が『かわい』と、今度は耳をペロッと舐めた。



その時にはもう持ってたはずのシャーペンが蓮によってはずされてた。




顔を蓮の方に向けさせられ、軽くキスをされた。




.