大翔は昔と変わらず、一方的に聞いてない自分のことを話してきてた。
今は彼女も好きな人もいなくて、地元のガソリンスタンドでバイトしてるらしい。
結局話しを聞いてたら学校祭が終わる時間になっていて――…。
そんなとき、スーツ姿の蓮が教室へと入ってきて、
大翔の存在に気づき、すぐに眉間にシワを寄せた。
学校祭は終わるけど、一般のお客さんがいていい時間が終わるだけで、
生徒だけが参加できる後夜祭が始まろうとしていた。
蓮は後夜祭に行くのに迎えに来てくれたようで、準備が出来るまで待っててくれた。
大翔は『そういや、元4組で集まるらしいからまた電話する』と要件を言うと………帰っていった。
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