警官姿のあたしを見るなり、大雅は大爆笑してきた。
朔も笑ってて、絶対こいつらバカにしてきたんだって、本日２度目のムカつきを味わった。
「マジで警官じゃん！しかもスカート短くね？澪のくせに短くね？！」
「うるさい。マジでうるさい」
「手錠は？手錠ねぇの？『逮捕しちゃうぞっ』とかサービスで言わねぇの？！」
「手錠なんかないし言わないから。てか、バカにしに来たんなら帰ってくださーい」
他のお客さんの邪魔になると思ったから大雅を押し出そうとした。
けど、有名らしい朔たち３人を見たクラスの子たちが３人を引き止めたせいで………
３人はその後、しばらく教室にいた。
お昼休憩が１時間だけあったから、あたしは蓮と、晶乃は啓介と行動することにした。
あたしと蓮はお腹が空いたから、出店がたくさんある中庭に向かった。
あたしは警官姿のままで、中庭に向かう途中何度も声をかけられ写真を撮った。
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