今日会ったばかりの人に、勝手に流れた噂のせいで勝手なこと言われて、


あたしだって黙ってらんない。




「どうせ遊びだろ?こんな女と付き合ってるなんて考えられねぇ」




ほんっと、こいつ失礼すぎるんだけど!!



もう我慢できそうになくて、思わず前のめりになった時――…



蓮が突然あたしの前に立って、あたしを見下ろした。



な、なに……?



訳も分からず蓮が見つめてくるから、あたしも見つめ返してたら、今度は顔が近づいてきた。



あたしにはどうすることも出来ず……。




「んんっ…」




最初から、深く唇が重なった。



朔たちが見てるから、離れようと思って蓮の肩を必死に押してみるけどビクともしなくて。



しまいにはキスはどんどん深くなって………舌が入って激しくなる。




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