ぞっこん☆BABY〜チャラ男のアイツ〜





そんなあたしたちに………というより大雅に、


蓮はさっきまで読んでた漫画を投げた。



『いって!』と、漫画の角が運悪く当たって痛いらしい大雅は蓮を睨む。



だけど、そんな蓮に申し訳なさの欠片は1つもなくて、むしろ意地悪い顔をしてる。




「俺の澪ちゃんにバカって言う方がバカなんだよバーカ」


「バカ多くね?!そんなバカバカ言わなくてもよくね?!」


「うるせぇよバカ。俺の女いじめてんじゃねぇよバカ」


「…っ、お前らカップル揃ってマジでムカつく!」




大雅の怒りは頂点へ達したようで、


……それから少しの間、大雅の愚痴ばかりの一人言が続いた。




永遠に続くかと思った一人言が終わったのは―――……朔の携帯が鳴ったときだった。




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