早く休みたくてお風呂に入った。 途中で晶乃とばったり会い、『部屋で待ってる』と言われてしまった。 部屋に戻ると、ちゃっかりベッドの上に晶乃が座っていた。 どう話そうか悩んでたけど………蓮に対する怒りから、自分でもビックリするくらい早口で話してた。 あたしの話を最後まで真剣に聞いてくれた晶乃は、悲しそうな顔……ではなくて、怒りに満ち溢れていた。 晶乃はあたしのために一緒に怒ってくれた。 .