……あたしと蓮は波のプールに飽きて、出たあとに朔たちと合流した。
さすがに啓介の告白はもう終わってるだろう、と話がまとまって一旦戻ることになった。
そして、戻ってみると……。
「澪ーっ!」
晶乃が突然抱きついてきた。
「あ、あのね?啓介と、付き合うことになったっ」
体をすぐ離した晶乃は、嬉しそうな顔であたしを見つめながら、そう言葉にした。
2人が両想いだって前から知ってたけど、こうして晶乃が喜んでいるのを見ると、すごく嬉しい。
晶乃の幸せそうな表情を見たら、あたしまで幸せな気持ちになった。
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