その週の火曜日に、晶乃とあたしの水着を買いに隣の駅に行った。
晶乃は新しい水着を既に買っていたから、あたしの水着探しに付き合ってくれた。
もちろん水着を買ったのは今日のためで―――……初のビキニだったりする。
柄は晶乃が『絶対これ似合う!』と言ったから、それにまんまと流され、黒と白のボーダー。
あたしは自分のビキニデビューより、晶乃の白のフリフリのビキニを見たくて、この日を楽しみにしてた。
今日来たプールはテレビで宣伝されるくらい有名で、とにかく広い。
プールの種類も豊富で、大人から子どもまで大人気。
駅からプールまでは歩いて5分くらいで、あっという間に着いた。
着くとすぐにそれぞれ更衣室に入って、あたしと晶乃も水着に着替えた。
「見てみて!この水着超可愛くない?!てか、あたし似合いすぎじゃない?!」
先に服を脱いで水着姿になった晶乃は、興奮したようにあたしに見せびらかしてきた。
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