「人気だね〜。涙は相変わらず」

「そうだね」

麻由の話しに興味無さそうに

弁当を食べる私。

そんな私につまらなそうな麻由。

「どうしたの?」

「ん?いや、無反応でつまらないと思って…」

「やっぱり…」

私が思った事は当たってた。

「凛は、涙が好きでもあの中には入れないね」

話ながら廊下にいる、

涙を中心とした女子達を指差した。

「確かに…入れない…」

あの光景を毎日見てると

頑張ってるなぁっていつも思っちゃう。

私は絶対出来ない。