遊び人な彼に恋しました。



――――――――――………


「じゃあ、今日はここで終了―っ」


「「お疲れした―っ」」


はぁ―…今日は本当に散々だ……



さくらとは話せなかったし、監督には気が抜けてるって怒られるし……


「春、帰らねぇの?」


「自主練してから帰る……」


拓海にそう伝えると「あんまり力み過ぎるなよ」とただけ言って、体育館を出ていった……


静かな体育館には俺1人しかいない。


「……くそっ」


昨日は簡単に入っていたスリーポイントが入らず、さらにイライラしてきた



「……春?」


小さな声が後ろから聞こえた


「……さくら」


手をギュッと握って、うつむきながら立っているさくら


「あの、さ……」



気まずい……けど、完全に昨日は俺が悪かったし……


「春、あのね…「ごめんっ!!」


「……え?」



俺がちゃんと謝らないと……


「勝手に怒って……。なんか昨日の俺、おかしかったよな……」


「……春」