遊び人な彼に恋しました。



「なぁ、もう一度キスしようぜ」


「な//なんでっ///」


キスされた頬を押さえながら、春を見る。


「なんでなんて……キスしたいからに決まってんだろ?」


「っ///」


「キス……していいか?」


な、なんで聞くのよ―っ///


「さくら……」


肩をそっと掴まれ、視線を合わせられる。

「っ……」


そんな瞳から目を離せず、気づいたらそっと瞳を閉じていた。


――ドキドキ


春にも聞こえてるんじゃないかと思うくらい、胸の鼓動が早くなる。



「お姉ちゃんたち、何してるの?」


……へ?


横で聞こえた声に、あたしはもちろん、春も顔を横に向けた。


「お顔が近いよ?」


「っう///!!」


ジィーと可愛らしい瞳であたしたちを見つめ、首を傾けている幼稚園児くらいの女の子。