それから3人で向かった体育館。
「うわぁ、懐かしい……」
久しぶりに見た体育館に、つい声が出た。
「へぇ―…ここが春がバスケしてたところなんだ……」
さくらも体育館を見上げながら、そう言った。
――ガラッ
「遅くなって悪い!」
良太がドアを開けて、声を張った。
「おっ、やっと来たか!良太」
体育館の中が少しざわついた。
「お前遅いぞ―…って、後ろ…「あぁ、さっきそこで会ってさ」
「よっ」
一応手を少し挙げて、挨拶をした。
「うおぉっ!!春先輩っ!!」
何人かの後輩が走りよってきた。
相変わらず元気な奴らだ……
「え?春先輩!後ろの彼女すかっ!?」
「あ、あぁ…彼女の…「うわぁあ!!マジ可愛いっ!!」
「は!?ちょっ!!」
さくらの周りを取り囲んで、騒ぎだした。


