「もうやめてあげてくれませんか?」 私は顔をあげられなかったけど 先生の声だってわかった 「香奈さんは、ちゃんと頑張ってますよ いつもいつも人がみえないところで努力してるんです 僕はちゃんと知ってますよ」 みんなが先生のことだけを黙って見てる 「だよな?香奈」 先生は優しく微笑む 私は涙があふれた 先生、先生、 こんなときに、こんなこと 言ってくれるなんて 泣いちゃうに決まってる 「…わかりました」 女の先生は諦めたように 私たちにいった