「…何故だ…何故だ…確かにそこにいる2人は殺したはずなのに…」

「…あぁ…確かに、お前は殺していたよ。第1の殺人では布団を被っていた由里さんに見立てた人形を…第2の殺人では犯行自体は弥生さんの犯行だが、防刀チョッキを着た博美さんを…ちなみに第1、第2の犯行とも輸血パックを腹部に付けていたからナイフを腹部に刺せば出血するって仕掛けだったのさ。」

「…ハ…ハハハ…そんな…せっかくの計画が…この醜い心の3人に復讐するはずだったのに…クソッ…」

木村はそう言いながら弥生を睨み…

「…オマエが…オマエが探偵に言わなければこんな事にはならなかったのに…オマエは協力するって言っておきながら僕を裏切った…殺す…オマエ…ゼッタイ殺してやるぅぅぅ!!!!!!!!!!」

木村はナイフを弥生に向け弥生に迫った!!