(…まずはアリバイのある2人のコテージへ行くか。)

「…ザッザッザッ…」

……

「…コンコン…」

「…博美さん、あの…ジョーです。…入りますね。」

「…どうぞ…」

「ガチャ…」

コテージに入りジョーは博美の了解を得て椅子に腰掛け淡々とした口調で…

「あの、博美さん。これが例のヤツなんで…宜しくお願いします。」

「…分かりました。」

ジョーは、ある物を博美に渡すと弥生のコテージへと向かった。