「…ガチャ…」

「…あぁっ、ジョー!何処にいたの?てっきり大きなコテージにいるんだと思って迎えに行ったのにいなかったし…」

「…ゴメン、ゴメン。ちょっとこの辺りを散策してたんだ…まぁ冴子はオレの事を心配するより同級生とせっかく会えたんだし同級生に会いに行きなよ。」

そう言いながらジョーは紅茶のティーバッグがあるのを確認してカップにお湯を注ぎ冴子にすすめた…

「アリガト。」

冴子は紅茶を一口飲んで…

「…うん…じゃあそうさせてもらうわ……って、あれ?…なんだか…眠い…な…やっぱりキャンプファイヤーまで寝るわ…」

ゆっくりとベッドへ向かい深い眠りに就いた…

(…悪いな、冴子…)