「…さて…と…。とりあえずみんな揃ったとこだし…ここでわたくし山中博美があいさつをさせてもらいます!…皆さん今日は忙しい中、ここ岡山県厥ケ原村のキャンプ場までお越し下さりまことにありがとうござ…ってめんどうなあいさつは抜きにして3日間楽しみましょ!!」

「は~いっ!!」

「じゃあ、夜8時からキャンプファイヤーやるんでまずはみんなのコテージのカギを渡しとくねぇ。」

博美はコテージのカギを全員に渡しだした。そして…

「…はい、最後の1コは冴子たちのね!」

「…たち?」

冴子はポカンとしている。博美は当たり前のように…