「ああ!ワタシのウォークマン!また『ドリーム・コークト』の歌を聴くつもり?」

「…聴いちゃダメ?」

「フフッ…いいよ。いってらっしゃい。」

「おう!いってきます!!」

ジョーは依頼のFAXをデスクに置き事務所を出た…

「…ガチャ…バタン…」

……

外に出たジョーは大きく背伸びを1つした。道路は少し水浸しになっているが太陽が明るく降り注いで乾かしてくれていた。

「…冴子、聴かせてもらうぜ…」

「…カチャ…」