それからというもの、練習中また分からなくなったら「しょーがねぇなぁ」といいつつも優しくおしえてくれる水瀬先輩を日に日に好きになっていった。



ある休み時間に男子が



「おまえって、水瀬君のこと好きなん?」



図星をつかれ思わず



「はぁ!?んなわけっ…ない!」





ごもってしまった。


「へぇ………」


意味深に笑う男子




「よっしゃ!協力してやるよ。俺水瀬君と仲良いし?」