−朝日が眩しくて起きると、もう7時10分だった。


「やばっぎりぎり〜!!!」

急いでシャワーを浴びて歯を磨いて軽くメイクして着替える。


うん、まあ大人っぽく見えない?笑



やばい、ドキドキしてきた。


5分早めに家を出る。


すると…

「りぃちゃん!」

家のへいにもたれていた人影が動いた。

「早いね」




…なんかデートの待ち合わせみたいじゃん、


「い、行こっ!」
私は翔さんの目を見てるのが恥ずかしくて先を歩いた。


…てゆーか道分かんない。


「あ、道分かんない…」



私が後ろ向くと翔さんが笑って、少し先を歩いた。
だけど、振り向きながら。



「今日りぃちゃんなんか大人っぽく見えるよ〜!」


翔さんがふざけながら言う。


「ありがと〜!てか翔さんこそヤンキーじゃないみたい(笑)さわやか(笑)」



「俺ヤンキーじゃねえし!さわやかBOYだから。笑」



いつの間にかふざけ合える仲になっていた。




「あ、着いたよ」

自然な流れで中に入る。


「おはよ〜!!!」

中から美姫が出てくる。


「早かったね!…ってあれ翔さんと来たのぉ〜??」


ニヤニヤしだす美姫。


そっか翔さんの気持ち美姫は知ってる。


「お、お邪魔します!」

私は美姫を無視して中に入った。



もう皆揃ってる。

佑斗さんの部屋には、
宥志さんと彼女、仁禾さん…

と、誰???

もう1人女の子がいた。
仁禾さんにべったりくっついて。