机の上で携帯が光っている。
そういえば置いていってた………


メールを開くと美姫からで、明日の約束についてだった。
美姫【朝8時に佑斗ん家ね!分かる??水着私は着て行くよ〜☆ぢゃっおやすみ。】


待った、知らないよ佑斗さん家なんか。
覚えてるかって………



美姫に電話をかけても出ない。


どうしよう…


……その時翔さんの事が頭に浮かんだ。

翔さんなら家分かるよね、

−プルル、プルルル、プッ

『も、もしもしどうかした??』

焦った翔さんの声が聞こえる。
たった2コールで……。


「あたし佑斗さんの家わかんなくて…どうしたらいいかな…明日」
『ぁあ〜!俺迎え行こうか?りぃちゃん家に。佑斗ん家一緒行こうよ』


…まぁいっか、分かんないと困るし。

「わかった、お願いします…」


『じゃあ7時40分くらいに行くね?』


−プッ

約束すると電話を切った。





ああ…眠い…


私はそのまま寝てしまった。