(なぜ?なぜあの人のことを思うとこんなに胸が苦しいのかしら・・・)
いや、しっかりと気づいていました
実はマイサは彼に落ちたことにひたひたと浸っている、宇宙に3つしか存在しないと言われているあの"チョッピリイタイコ"という"ちょっぴり絶滅危惧種"でした
「ひつじがななひゃくななじゅうごひき・・・ひつじがななひゃくななじゅうろっぴき・・・・・ひつじがななひゃくななじゅうななひぐはっ」
そうなのです、彼女は"匹"を"ひぐはっ"という文化を
さすがに生み出してはませんでした
惜しいことにそうではなく、横になっていた彼女の腹に飼いぬこが飛び乗って来たためなのでした