「……これ、」 「気に入らない?」 少し悲しそうだ。 そうじゃない。 「これ、首輪じゃねえか!」 中に入っていたのは、 細めの革製っぽい物。 首輪じゃないか? 要らないんじゃなかったのかよ! しかもこれは、 常時身に着けようとさせてきそうだ。 より悪化してるじゃないか。 「チョーカーだよ」 俺の手から箱を奪い、 それはもうニコニコと満足そうに彼は笑う。 多分、俺の反応が予想通りだったんだろう。