次の日の朝




「藍ー、起きろ」




バフバフッと
音をたてて毛布の上から
叩かれて目が覚めた




んー....もぉ起きるからぁ





寝ぼけたまま
起き上がり起こしにきた
兄ちゃんを追い払う




「お前起きないだろーが」



「お゛ぎるっ!!」


「はいはい、」





もう制服姿の兄ちゃんから
洗剤の匂いがした


洗い立てかぁ..