直 「陸は、窓側の前から2番目な?」 陸 「ん。分かった」 アタシは言われた通り自分の席についた。 すると、女の子たちが口々に 女1 「何であいつがあそこの席なの!?」 女2 「ズルいー!!」 女3 「あんなブスが何でなのよ!!」 女4 「しかも波風先生にタメ口だなんて…」 アタシには理解出来ない事を発してきた。 でも、アタシはそんな言葉を無視して空を見つめた。 雲一つない晴れ渡った空。 あの日とは大違い………