LOVE TASTE

二人はゲームセンターへと入っていく





そしてわたしもこっそりと後を追う





夜のゲームセンター




昼間とは違って男の人ばかり…





周りをキョロキョロとしているといつの間にか二人は消えていた





しまった!!


見失っちゃった



その後もぐるぐると二人を探した



だけどこんな広い店内じゃ見つからない





あきらめかけて店を出ようとした時




「ねぇ、君一人」





「へっ?」



いつの間にか腕を捕まれ3人の男に囲まれていた





「俺達とさ、遊ばない?」




「いやです…離してください」



なんて言っても離してくれるはずがない


無理矢理振り払おうにも力がたりない




「ちょっとだけだからさっ」




男達はクスクスと笑いながらわたしを無理矢理引っ張ってゲームセンターを出た



「やだぁ!!離して!!」




「ったく…うるさい女だなあ」




男はそう言うとわたしの口をふさいだ




「んぐ…ふぅ…」



叫びたいのに声がでない…
変わりに目から涙が溢れた