出会いは密室で[完]






「よっしゃーっ!キスいただき」

「んだよッ。まぁ...俺も揉めるからいいけど。」



金縛りのように

床に座ったままのあたしは


2人の男の子に
後ろから腕を抑えられた。




「...いやっ...やめて...」



やだ...。
声もまともにでない...。




「あんたさ、桐野の事、そんなに好きなわけ?」


ピクッ。



そのセリフに
有沙ちゃんの眉が少し動いた気がした。



「好きだよ。」